ファミコンのアドベンチャーゲームについてあれこれ(『ポートピア連続殺人事件』のアレンジ版のアイデアとかさ)
2013年4月頃、ニンテンドー3DSで『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』が配信されたことが話題になった。元は1980年代に発売されたファミコンのディスクシステム用のゲーム。
私は『消えた後継者』はゲームボーイアドバンスのファミコンミニ版を買ったので、これをクリアした(感想はこちら)。『うしろに立つ少女』は当時リアルタイムでも遊んだのだけれど、懐かしくて3DS版を購入して、これもクリア。
その後、『ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島』も3DSで配信された。これは日本の昔話の物語を取り入れたアドベンチャーゲーム。これも購入して遊ぶ(感想はこちら)。『ふぁみこんむかし話』シリーズにはもう一作『遊遊記』(『西遊記』をモチーフにしている)もあり、直接のシリーズではないが『タイムツイスト 歴史のかたすみで…』というアドベンチャーゲームもある。『タイムツイスト』は遊んだことがないので、『遊遊記』とともに3DSでの配信を心待ちにしている。
他にも『リップルアイランド』(感想)や『サラダの国のトマト姫』など、3DSで復刻されたファミコンのアドベンチャーゲームはいくつか遊んだ。
そして、2013年4月頃にあわせて話題になったのが、堀井雄二氏が手がけたファミコンの推理アドベンチャーゲーム。中でも私が気になるのが、『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』。これはちゃんと遊んでいないのです。『ポートピア連続殺人事件』は遊んだけれどね。
せっかくなので、ファミコンには移植されなかった『軽井沢誘拐案内』を含めた三部作で、3DSで遊べるようにならないかなあ。
あとは、『ポートピア連続殺人事件』のアレンジ版というのがあればいいなあと思う。有名な筋書きだけに、色々意外性のある展開が想像できるのではないか。
例えば、「犯人が○○じゃない!」とかね。トリックは色々考えられて、真犯人は○○を監禁(あるいは殺害)して、彼に代わって主人公を監視するとか。もちろん、真犯人が○○になりすませるのかは考えなければならないが、それこそが小説でいう叙述トリックのようにもなるわけで。ちなみにこうなると、「犯人は○○であって○○でない」という宣伝文句が使えるかもしれないね。
あるいは、あのゲームは主人公が画面に姿を見せない。これを利用した仕掛けとかね。例えば、実はボスは女性だったとか、ボスは犬だったとか。そこに現実味を持たせたり、出オチに終わらせないためには工夫がいるのですが、それだけにうまくはまれば面白いものができるかもしれない。
あと個人的に「これはいいかもしれない」と思うのは、地下の迷路が本当に『ウィザードリィ』みたいなRPGになっていること。ボスとヤスが、戦士やウィザードやプリーストやニンジャとともに、地下十階にいるワードナを退治に行くわけです(なぜか)。「*おおっと*」でテレポート、「*いしのなかにいる*」となったりするわけです(なぜか)。
ささやき
えいしょう
いのり
ねんじろ!
で蘇生失敗したりするわけです(なぜか)。
これが面白くて、本編そっちのけでこっちにはまる人が続出したりしてな。つまり、
事 件 は ま さ に 迷 宮 入 り だ
というわけですよ。
事 件 は ま さ に 迷 宮 入 り だ
大事なので二回書いてみた。
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