■週刊ほんトーク:2014/05/12~05/24
今は
フィリップ・K・ディック ヴァリス〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)
を読んでいます。
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5月12日(月)
買った@TRCブックポータル
◆長嶋有 春のお辞儀 句集 ふらんす堂
小説家の著者による句集。かつては、俳人としては「長嶋肩甲」の名前で活動していましたが、現在は俳句も長嶋有で発表しているようです。
◆バロック・オペラ その時代と作品 新国立劇場運営財団情報センター
モーツァルト以前のバロック時代のイタリア、フランス、ドイツ、イギリスのオペラを解説。ヘンデルやヴィヴァルディの作品もあるが、多くは私にとって未知の作曲家で作品。
5月13日(火)
5月14日(水)
5月15日(木)
5月16日(金)
読んだ
外山
滋比古 乱読のセレンディピティ 扶桑社
「セレンディピティ」は、最近は比較的目にするようになった言葉だが、偶然に目的以外の発見をすること。自然科学では使われてきた用語のようです。このセレンディピティを得るためには、乱読・散歩・雑談などが有効だという。
5月17日(土)
5月18日(日)
買った@東京堂書店・神田神保町店
吉崎エイジーニョ『メッシと滅私 「個」か「組織」か?』(集英社新書)
サッカーを中心としたスポーツライターの著者による新刊。サッカーにおける個人と集団について考察する。
買った@三省堂書店・神田本店
木下 晋也 もここー(1) (講談社モーニングKC)
『ポテン生活』などで知られる著者の新刊。ちょっと変わった高校の、ちょっと変わった人たちを描く。
太田
基之 高梨さん 世話を焼く (小学館IKKI COMIX)
世話好きで料理が上手いおばさん、高梨悦子さんを主人公にしたマンガ。
#出かけた:第9回板橋寄席(会場:板橋・ゆーらんど。出演:野口寅次郎、好田タクト、林家鉄平、司会:林家英平)。その後地下鉄で神保町に行って、東京堂書店、三省堂、書泉ブックセンター、ディスクユニオンなど歩く。
#Amazonからサプリ(クエン酸カリウム)も届く。
5月19日(月)
読んだ
Number
PLUS「イビチャ・オシム 日本サッカーに告ぐ 2014」 [ムック]
雑誌『Number』やメールマガジン『オシム問答』の内容を再編集し、語り下ろしを加えてまとめている。ザッケローニ監督就任後の現在の日本代表の中で、オシムさんが評価している部分、課題と指摘する部分が、選手の実名も含めて語られている。2011年に女子W杯で優勝したなでしこジャパンについて、1968年のヨーロッパ選手権に出場した際のエピソード、ジェフ千葉を率いた時の話なども登場する。
5月20日(火)
5月21日(水)
5月22日(木)
読んだ
◆雑誌『ぶらあぼ 2014年6月号』(東京MDE)
クラシック音楽の情報誌。CDショップやコンサートホールで無料配布されている。
5月23日(金)
5月24日(土)
読んだ
◆木下 晋也 もここー(1) (講談社モーニングKC)
登場人物の、普通なのだけれど、どこかがちょっと違うところに面白さがある。飯塚、六原、橋爪という主役の三人の生徒も、普通に見えてそれぞれ特技があって、それがズレを生んでいて、面白さになっている。校長先生は世界中を放浪しているのだが、テレビゲームの勇者みたいな格好をしていたり、悪い生徒を呪文で吹き飛ばすスキンヘッドの蛇山先生がハンドメイド部の顧問だったり。
飯塚と六原はマンガを描くのだが、その時だけ「飯塚氏、六原氏」と呼び合うのはトキワ荘のパロディなんだろうなあ。
◆太田 基之 高梨さん 世話を焼く (小学館IKKI COMIX)
絵はちょっと独特なので、人によって好き好きがあるかもしれない。でも、面白いんだよなあ。高梨さんの物怖じしないというか、良い意味の図々しさと、料理が抜群に上手いという特技が効いている。
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●気になる本
◆「オケ奏者なら知っておきたいクラシックの常識」(長岡英著/アルテスパブリッシング) - CLASSICA - What's New! http://www.classicajapan.com/wn/2014/05/151010.html
「実は音楽史の基礎知 識。オケの入門書である以上に音楽史の入門書なのだ」
◆「五月病に効く本」_筑摩書房 会社に行きたくなくなったら読む本 http://www.chikumashobo.co.jp/special/may_disease/ …
◆筑摩書房 増補 大衆宣伝の神話 ─マルクスからヒトラーへのメディア史 / 佐藤 卓己 著 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480096098
「祝祭、漫画、シンボル、デモなど政治の視覚化は大衆の感情をどのように動員したか。ヒトラーが学んだプロパガンダを読み解く「メディア史」の出発点」
◆筑摩書房 満足の文化 / J.K.ガルブレイス 著, 中村 達也 著 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480096050/
…
「なぜ選挙で何も変わらないのか。それは政財官学が作り出した経済成長の物語に、多くの人が洗脳されているからだ。先進資本主義社会の病巣に迫る」
◆筑摩書房 万国奇人博覧館 / G・ベシュテル 著, J・C・カリエール 著, 守能 信次 著 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480431653
「無名の変人から、ゴッホ、ルソーらの有名人、「聖遺物」「迷信」といった各種事象や営みまで。人間の業と可能性を感じさせる超絶の人生カタログ」
◆honto - 覚悟の決め方/上原 浩治 PHP新書 - 本:ネットストア http://t.co/WzDO95okOB
「何かを得たければ何かを犠牲にしなければならない……失敗から学び、毎日小さな目標を立て、マウンドに立つ準備をし続けた著者の思考法」
◆honto - 1914年 100年前から今を考える/海野 弘 平凡社新書 - 本:ネットストア http://honto.jp/netstore/pd-book_26180635.html
「第一次世界大戦が始まった1914年は国際面だけでなく様々な文脈において時代の転換点だった。100年前の世界と日本を検証する」
◆TRCブックポータル:人生の「ねじ」を巻く77の教え http://www.bookportal.jp/product/03496453
「照れを捨てて取り組んでみる。「身近な違い」に注意する。あいまいさから学ぶ…。創業76年の老舗ねじメーカー・日東精工株式会社が大切にする「社員育成マニュアル」の」
◆「サバを読む」の「サバ」の正体 NHK気になることば/NHKアナウンス室: e-hon http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033032380
「豆腐も拳銃も「一丁」と数えるわけは?「ヘコむ」も「ハマる」も由緒正しき言葉?「うだつが上がらない」の“うだつ”って何?「未明」は何時ごろ」
◆信じよ! 日本が世界一になるために必要なこと http://honto.jp/netstore/pd-book_26204744.html
「グループCでの日本の勝ち目、ハイプレスの賛否、決定力不足という永遠のテーマ…。」「オシムによる、日本代表への貴重な提言」
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●本に関するニュース
◆図書館で昼寝を。ミシガン大学図書館が“昼寝ステーション”を試験導入 | カレントアウェアネス・ポータル http://current.ndl.go.jp/node/26132
「睡眠障害の学業への悪影響の対策を考慮したもので、睡眠時間は30分までときめられている」
◆福井県立図書館、「街角ストレスチェックin県立図書館」を毎月実施:アロマハンドマッサージ体験も | カレントアウェアネス・ポータル http://current.ndl.go.jp/node/26127
「医療健康コーナーの関連企画として」「2014年5月から2015年3月までの期間、毎月実施」
◆世界中のファンが集結してつくった「実写版AKIRA」(予告編) http://wired.jp/2014/05/13/akira-fan-trailer/
「「AKIRA PROJECT」というグループ」「この作品を実写版につくり変えるという夢を実現するために、2012年に「Indiegogo」で資金調達」
◆青空文庫、コメント“TPPによる著作権保護期間延長の危機に際して”をウェブに掲載 | カレントアウェアネス・ポータル http://current.ndl.go.jp/node/26196
「「著作権保護期間が 著作者の死後70年で統一される方向で調整されているとのニュース」に関するもの」
●ブログ更新しました: 【書評】笑えて泣けて、想像以上の素晴らしさ:NAXOS JAPAN(原作)・IKE(画)『運命と呼ばないで: ベートーヴェン4コマ劇場』 http://t.co/LBJfYnwZAX
バックナンバー
木の葉燃朗の「本と音楽の日々」: 週刊ほんトーク(旧ブログ版。~2014年1月)
http://konohamoero-archives.seesaa.net/category/22066814-1.html
木の葉燃朗の週刊ほんトーク(web版。~2009年5月)
http://konohamoero.web.fc2.com/booktalk/index.html
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