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2014年7月26日 (土)

テレビゲームでいつの間にか生じたジェネレーションギャップ

 私もテレビゲームを遊び始めて、ブランクはありながら30年くらい経ってきたので、それなりに若い人とのジェネレーションギャップは感じます。
 とはいえ、「小学生の頃に初めて遊んだのがプレイステーションでした」とか「ファミコンを触ったことがありません」とか「バーチャルボーイが子守唄代わり」とか、そういう話はよく聞くし、色々なメディアで語られているので、逆に実感がない(最後は聞いたことがない)。

 それよりも、この間「ああ、そう言えば」と実感したことがある。
 それは、「今のテレビゲームは、ゲームソフトにデータをセーブしない」ということ。

 順番に書いていきましょう。
 1980年代半ば、ファミコンのディスクシステムにセーブ機能がついて、その後カートリッジソフトにもバッテリーバックアップの機能が追加になって、それまでのパスワードに代わり、セーブができるようになった。任天堂だけでなく、セガのメガドライブも同じようにソフトにバックアップ機能を持っていた。PCエンジンだけは、記録用に外部媒体を別売りしていた。
 その後しばらく任天堂のゲーム機(ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイなど)がシェアを獲得していたこともあり、ゲームのデータはソフトにセーブすることが当たり前だと思っていた。

 だが1990年代半ば以降、ゲーム機に使われるメディアが光ディスク(CD-ROM、DVD)になる。CD-ROMにはデータが書き込めないので、本体のメモリなり保存用のメモリカードなりにデータをセーブするようになった。ただ、私は1996年~2007年くらいまでの10年近く、中古ソフトを買ってファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブを遊ぶ生活だったので、あまり意識しなかった。ただ、セガサターンだけは遊んだ。メモリーカートリッジのデータが消えやすくてなあ。

 で、時は流れて、任天堂もゲームキューブとニンテンドー3DSからは本体にデータを保存するようになる。
 私も2007年にPSPとニンテンドーDS Liteを買って、携帯機に関しては当時の最新のゲーム機になる。その頃はもうパソコンも持っていたので、PSPにメモリースティックを入れて、そこにデータを保存することは自然だった。ニンテンドーDSはまだカートリッジにゲームを保存する形式だったけれど。
 そして2012年に買ったニンテンドー3DS LLでは、データはSDカードに保存する形式になった。

 という感じで、個人的には「ソフトにバックアップ」から「本体や本体に接続するメモリーに保存」へと非常に自然に移行してきたのだが、先日「あ、昔のゲームってソフトにデータを保存していたんだ」と思い出す出来事が。

 とある中古のゲームソフトを買ったんですけれどね。

 続く。

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