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2014年11月22日 (土)

組み合わせの妙味、楽曲の妙味、演奏の妙味:「サンシティクラシック・ティータイムコンサート 第151回 遠藤真理・三浦一馬・松本和将トリオ・コンサート」を聴く

1108suncity 11月8日(土)、「サンシティクラシック・ティータイムコンサート 第151回 遠藤真理・三浦一馬・松本和将トリオ・コンサート」を聴く。サンシティホールというのは、埼玉県の越谷にあるホール。いわゆる市民会館なのですが、ここで定期的にティータイムコンサートというシリーズが行われている。音楽学者の岡部真一郎氏が構成・司会を担当し、国内の演奏家のリサイタルや室内楽を、トークなども挟みながら聴くことができる。何年か前に聴きにいって以来、優れた演奏とリラックスできるコンサートの雰囲気が良くて、定期的に行っている。

 今回は遠藤真理(チェロ)、三浦一馬(バンドネオン)、松本和将(ピアノ)のトリオ。三人での演奏とともに、ソロやデュオもあり。この楽器の編成というのは、珍しい。チェロ・バンドネオン・ピアノのための作品というのはないが、逆に様々な音楽を編曲して演奏できるという利点もある。今回のプログラムの作品は、すべて三浦一馬さんが編曲を担当したとのこと。

 バンドネオンの生演奏を聴くのは初めて。聴く前は、やはりタンゴの楽器という印象があったのだけれど、実際に聴くと実に多彩な音楽に合う。最初のエルガー「愛の挨拶」から、そのアンサンブルの美しさにぐっと来る。またJ.S.バッハの曲も演奏されたが、バンドネオンは携帯できるオルガンとして作られた楽器らしく、そう思って聴くとしっくりくる。チェロとバンドネオンでバッハの「ヴィオラ・ダ・ガンバソナタ第一番 ト調長」(第一楽章)からピアソラ「カフェ1930年」をつなげて演奏したり、ピアノソロでもショパン「幻想即興曲 嬰ハ短調」からブラームス「間奏曲 イ長調 作品118-2」を続けて演奏したりと、演奏にも様々な工夫がされている。バッハからピアソラ、そして現代の日本の作曲家藤倉大の作品まで、時代も曲調も様々で、飽きることがなかった。

サンシティクラシック・ティータイムコンサート 第151回
2014.11.8(土) 越谷・サンシティホール(小ホール)
遠藤真理(チェロ)
三浦一馬(バンドネオン)
松本和将(ピアノ)

エルガー 愛の挨拶
J.S.バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ 第1番ト長調 BWV1027 第1楽章
ピアソラ カフェ1930年
ショパン 幻想即興曲 嬰ハ短調 遺作
ブラームス 間奏曲 イ長調 作品118‐2
ピアソラ オブリビオン
ピアソラ リベルタンゴ

藤倉大 flicker
サン=サーンス 白鳥
カサド 親愛なる言葉
ピアソラ バンドネオン協奏曲 第1楽章
マルコーニ ピアソラ・セレクション
J.S.バッハ G線上のアリア
グノー アヴェ・マリア(バッハの前奏曲第1番による瞑想曲)
ピアソラ グランタンゴ

アンコール
ピアソラ「アレグロ・カンタービレ」

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