珍比羅 社員著『社長、そのやり方では社員は忠誠心を持てません!』を読んだ(20141208日記)
12月8日(月)
#そんな本はありません。
8#勤め先でボーナスが出たのですが、金額がしょぼいのは解せないけれどこの際置いておいて、一番問題なのは会社がボーナスを払うことに対してちゃんと社員に話をしないこと。
どういうことかというと、まず月の初めに総務からメールで通知が来ます。いつ支給があって、どういう状況に応じてどういう金額になっているのか、みたいなこと。しかし、役員も管理職もこれについて一切直接話さない。総務のメールで終わり。
そして、以上(ええっ)。支給日に役員が社員集めて説明するでもない、もちろん管理職なんてそんなことするわけもない。さらに、私の勤め先は給与やボーナスの明細って紙でもらえない。インターネットに勝手にアップロードされるので、勝手にダウンロードする。明細書が掲載されたことを通知するメールすらない。
いやあ、これで社員に忠誠心を求める方が無理でしょう。私は以前の勤め先では、ボーナスの支給日には社長のメッセージを各部門で責任者が読んだものだよ。そして紙の明細書をもらって、額は少なかったが「ああ、ボーナスもらったんだな」という実感はあった。今はなにもないので、実感がない。ありがたみもない。賞与を払う会社への敬意も沸かない。なにしろ私なんて、銀行からの「口座に振込みがありました」の通知メールで「あ、今日ボーナスの支給日だった」と思い出す始末。これで社員が会社のために一生懸命働くわけがない。
#あ、「ボーナスが出るだけいいじゃないですか自分のところなんて」という感想は不要です。その比較はほとんど意味がないので。なんというか、報酬の寡多と勤め人のやる気というのは、ある程度の額まではあまり関係がないと考えている。例えば私だって、1億円くらい振り込まれるならなんの連絡もなくたって嬉しいですが。
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