インフルエンザ後の四日間(20141222-25日記)
12月22日(月)
朝起きたらなんとなく体がだるい。熱を計ると36.8℃。まあ、普段より高いっちゃあ高いが、今日行けば明日は休みだし、早く帰ればいいやと思っていつものように仕事に出かける。
仕事を始めて1時間くらいで、いきなり「あれ、これだめだ」と思い始める。周囲の人にも、「顔が赤い」、「どう見ても体調が悪い人」などの証言があり、早退を決める。最低限の引継だけお願いし、昼には会社を出る。帰りの電車は寝ていた記憶しかない。近所のスーパーで昼食を買って、食べて、行きつけの病院の午後の診療時間までとにかく寝る。
病院に行く前に熱を計ると37.7℃で、これはインフルエンザじゃないのかと疑問を抱きつつ病院へ。婦長さんと話していたら、やはりインフルの疑いありで、一般の待合室とは別の場所で診察を待つことに。その間に、鼻の粘膜を取ってインフルエンザの検査を受ける。昔も同じ検査を受けたことがあるけれど、あの、鼻の奥に細い棒をつっこまれるのは地味に辛いですな。
で、インフルエンザ陽性。A型。タミフル他の薬をもらって帰ってくる。
会社にインフルエンザであることを電話で報告して、夕飯食べて、薬飲んで、あとはひたすら寝る。寝て、トイレに起きて、水分補給して着替えて、を繰り返す。
12月23日(火)
気が付くと13時過ぎだった。たぶん、18時間くらい寝たぞ。そして、熱のせいなのかあまり寝返りをうっていなかったからか、とにかく足、腰、腕などの関節が痛い。
この日は本当は、コンサートを聴きに行くつもりでずいぶん前からチケットを取っていたのだが、行けるはずもなくひたすら寝続ける。結局この日も、一日寝ていた記憶しかない。夕方というか夜というか、さすがに寝続けるのも限度があって、起きて若干ネットなど見るが、集中力なくそのまま再度寝る。
12月24日(水)
朝の時点で体温が37.3℃。まだ熱は下がらず。会社にその旨報告し、もうしばらく休むことに。
午後くらいからようやく熱下がり始める。とはいえ、起きているだけの体力はまだなく(あまり食事もしていないので)、かといって昨日までのように眠くもならない(さすがに昨日一昨日で相当寝ているので)。なんというか、ゾンビみたいな状態。
なので、タブレットでYouTubeを見る。最初初音ミクの動画を見ていたが、いつしか金田朋子特集に。
夜になって、クリスマス・イブだったと思い出す。リア充を満喫した人も、「リア充爆発しろ」と恨みつらみを口にした人も、どっちも自分は平和で恵まれていると思った方がいい。こちとらインフルエンザから生き返るのに必死だったよ。そしてそうした身になってみると、「世界には今この瞬間も困難に直面している人が…」って言葉の意味を実感したよ。
12月25日(木)
熱は下がったけれど、会社の規定で一日自宅待機をする必要がある。復帰は26日(金)。と思って電話したら、今週は待機して、29日(月)に出社するようにとのこと。これで部署の年内最後の会議とか、会社の納会とか全部すっ飛ばしましたが、まあいいや。それをフォローするのは偉い人の仕事。
クリスマスとか、今年の振り返りとか、年賀状とか、なにも出来ていないなあ。なんだか、自分ひとりだけ、違う世界に置き去りにされてしまったようだ。どうせ違う世界に置き去りにされるなら、キミと一緒が良かったね。
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