【書評】駅前から見る日本の歴史・地理:川口素生『途中下車で訪ねる駅前の銅像―銅像から読む日本の歴史と人物』
駅前から見る日本の歴史・地理
川口素生『途中下車で訪ねる駅前の銅像―銅像から読む日本の歴史と人物』(交通新聞社新書)
電車の駅や路面電車の停留所の前にある銅像・石像などの像のうち、日本の歴史に関わりのある人物の像を時代順に取り上げた本。大国主命に始まり、太宰治まで。
私は歴史は断片的な興味や知識しかないので、こういう特定の観点からの日本史を見るというのは興味深いし勉強になる。また、なぜその土地にその像があるのかも解説されていて、人物の生まれや功績について、地理的な面からも知ることができる。
また、ほとんどの像について、著者自らが現地に赴いて写真を撮影し、掲載しているのもいい。さすが交通新聞社新書。鉄道好き、旅好きの人も楽しめると思う。
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