「どうしてラジオ番組にメールを送るの?」ってことを考えてみました
先日、一年ぶりくらいにお会いした方がいまして。色々話す中で、
「最近ハマってることはあるの?」
「あー、ラジオ聴いて、メール送ってますね」
「相変わらずおもしろいことやってんねー」
という話になって。
「で、採用されると賞金とか賞品とかあるの?」
「いや、私が聴いている番組では、賞金はないですね。賞品というか、その番組のステッカーなどがもらえる番組はありますけれど、全部じゃないです」
「それでもメールを送り続けるって、どこにモチベーションがあるの?」
そう聞かれて、自分でも「なんでだろ?」と思ったんですね。その場では「なんでなんすかね?」という答えになったのだけれど、その後も、帰ってきてからも、つらつら考えていた。
たぶん、今の答えのひとつは、
「パーソナリティの人に、ラジオをやっていて楽しい、と思ってもらえたら嬉しい」
なのだと思う。
前提として、私はラジオが好きなんですね。我が家は比較的ラジオがかかっていた家庭ではあった(でもテレビが普及していない昔とかじゃなくて、1980年代のことですよ)。そして、小学生の頃には自らの意思で聴き始めた。中学生の頃には、ラジオにハガキを送っていた。ニッポン放送の伊集院光さんのラジオとかね。
そこから今まで、聴いている番組のジャンルが変わったり、ハガキやメールを書いていた時期も書いていない時期もあったりしたけれど、ラジオが好きということに変わりはない。
「じゃあなんでラジオに関わる仕事をしてないの?」と思われるかもしれないが、それはまた別なんだよね。私は本やラジオや音楽やゲームや、他にも色々好きなものはあるけれど、そうしたことに関わる仕事はしていない。狭き門であることとか、自分はプロとして提供する側には回れない自覚があるとか、色々な理由があるのだけれど。
話がずれました。
私自身がラジオが好きだから、ラジオに関わる人たちにもラジオが好きで、楽しいと思って欲しい、という思いはある。製作側の方々は、元々お好きな人が多いと思うのだけれど、パーソナリティの方は、必ずしもみんながみんなそうではないかもと思っている。中には、どうしてもラジオが好きで、ラジオのパーソナリティをやりたくて、という人もいるだろうけれど。
まあ、そのみなさんの心境は分からないけれど(みんなプロだし、実際ラジオをどう思っているかは表には出さないだろうから)、それはともかく、ラジオ番組でしゃべっていて楽しいと思って欲しい。その様子を聴くのが楽しい。
だから、なるべくラジオで話すことが楽しいと思ってもらえるようなメールを送るようにしている。特に、若い方とか、パーソナリティとしての経験が少ない方には。だから、なるべく笑える内容を書くし、甘いと思われるかもしれないけれど、パーソナリティの方の良いところを書いて送る(反省点や厳しい話は、作る側の方や利害が関係する方から出ればいいと思うので)。
というような話が、今のところの結論なのかな。
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ラジオの話は、WEBサイトにちょっとずつまとめています。
木の葉燃朗のがらくた書斎_ラジオと俺 :
http://konohamoero.web.fc2.com/radio/index.html
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