多様性こそ面白さ
なんとなくぼんやり考えていたけれど、私はまず面白いラジオ番組が聴きたいんだよね。ラジオと言えばメールがセットのように思えるけれど、パーソナリティの人が曲もメールもなく、ひたすら1時間フリートークして、それでもリスナーとのコミュニケーションがあって面白ければそれで構わないと思っています。
ただ、ラジオの醍醐味は送り手と聴き手のコミュニケーションだと思うので、送り手が一方的に発信するのは、それはテレビとか他のメディアに近いコンテンツになると思う。ということで、コミュニケーションの手段として、番組へのハガキがあり、FAXがあり、メールがあり、SNSがある。
それで、私もリスナーの一人としてメールをお送りしているわけですけれど、私の場合は送りたいから送っているんですよね。せいぜい、なんらか番組に貢献できればいいと思って。だから、自分のラジオネームを読んでもらって、採用してもらうことだけが目的ではない。
もちろん、「多く採用してもらって、名を知られたい」とか「ゆくゆくはラジオ業界に携わりたい」という考えもいいと思います。でも私は、スポーツに例えるなら、そうした、例えればプレーヤーとしての高みを目指すのではなく、アマチュアで続けながら一流の才能を応援していきたい。
もうひとつ。私が時々ラジオにメールを書くことについて書くのは、「メールを送ることのハードルを下げたいから」という思いがあるので。リスナーとしての感覚では、「メールを送る人が多いほど、ラジオは面白くなる」と思うのです
「面白さ」って、私は多様性だと思うんですよね。年齢や性別や色々がバラバラな人が、同じ時間を笑って共有する。普通に生活していると、こういう場は実なかったりする。いろんなメディアにその可能性はあると思うけれど、ラジオもそうなのかなー、そうだといいなーと、いちラジオ好きとして思う。
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