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2019年1月21日 (月)

個人の「ホームページ」って、なんというか、「遺産」だと思う

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サービス終了のお知らせ - Yahoo!ジオシティーズ
https://info-geocities.yahoo.co.jp/close/index.html

個人がWEBサイトを作れるサービスの中で、geocities(ジオシティーズ)が2019年3月にサービスを終了する。
この手のサービスは、ここ数年で各社終了している。ニフティの「@homepage」とか、goo簡単HPとか。

まあ今のご時勢、ブログサービスも使っている人は減っている印象で(芸能人の人は使っているかもしれないけれど)、そうなると「ホームページ作成サービス」って「なんですかそれ?」って感じなのかも。

「ホームページ作成サービス」は、ブログサービスみたいに、WEB上でサイトを装飾してページを作れるサービス。
2000年くらいに、ネットの常時接続が徐々に普及して、個人で情報を発信したい人がいて、プロバイダでもWEBサイトを増やして通信量を増やしたくて、というところで生まれたサービスだと思う。
当時はWEB広告はまだ普及していない時期なので、WEBサイトに広告を貼るということは2000年代半ばとか、そのくらいからじゃないかなあ。

たぶん、個人ホームページは、1.レンタルサーバーを借りて、WordPressでサイトを作る、あるいは、2.ブログ、そしてSNSに移行、と二分化したのかなあと思う。

ただあの時期、「技術的なことは分からないけれど、とにかく世の中に発表したいことがある!」という情熱ともに公開されたページというのはあって、そういうのは今見ても面白い。

サービスが終了すると、管理していた人が別の場所に移さないと見られなくなってしまうし、データのダウンロードだけでもしておかないと世界から消えてしまう。それは結構惜しいと思う。私は「本人には黒歴史に見えるようでも、それは歴史である」って思っているので。

あまり正確な意味じゃないけれど、後々まで残した方がいい、という意味での「遺産」だと思うんですよね。だからデータの保存だけでもしておいて欲しい。ファイルさえあれば、再び公開する方法はあるので。

 

ちなみに下記のページ、「Yahoo!ジオシティーズをご利用の皆さまへ」の一番下のうずまきをクリックすると、お知らせのデザインがめっちゃ懐かしくなる。「これぞ20世紀のホームページ」って感じ。

サービス終了のお知らせ - Yahoo!ジオシティーズ
https://info-geocities.yahoo.co.jp/close/index.html


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