温泉むすめ SPRiNGS 3rd Live ~湯夢色(ゆめいろ)バトン~
2019年12月22日(日)
福生市民会館大ホール(もくせいホール)
出演:SPRiNGS
草津結衣奈(CV:高田憂希)/箱根彩耶(CV:長江里加)/秋保那菜子(CV:高橋花林)/有馬輪花(CV:本宮佳奈)/道後泉海(CV:篠田みなみ)/登別綾瀬(CV:日岡なつみ)/下呂美月(CV:佐伯伊織)/有馬楓花(CV:桑原由気)/奏・バーデン・由布院(CV:和多田美咲)
https://onsen-musume.jp/
「温泉むすめ」は、全国各地の温泉地をモチーフにしたキャラクターを中心に、温泉地を盛り上げるプロジェクト。今や観光庁の後援も受けているコンテンツ。
キャラクターは120人を超えていて、それぞれに一人ずつ声を演じる声優さんとイラストレーターさんがいる。
キャラクターはユニットを組んでいて、中でもSPRiNGS(スプリングス)の9人は、温泉むすめのはじまりの9人。
SPRiNGSの単独公演としては、2017年12月24日(日)以来(※)なので約2年ぶり。もちろん、その間にもSPRiNGSを含む温泉むすめのライブは開催されていて、それぞれの声優さんが全国各地でイベントを行っている。
※「SPRiNGS 2ndライブ「NOW ON☆SENSATION!! Vol.2” 〜聖夜にワッチョイナ!!〜」」@なかのZERO大ホール
最初に歌われた、草津結衣奈のソロ曲「キズナ結び・エン結び」のタイトルにある通り、縁と絆を感じるライブだった。
思ったのは、やっぱり温泉むすめのはじまりは、SPRiNGSの9人(初代下呂美月役の遠藤ゆりかさんを含めて10人。もっと言えば、声優さんとキャラクターが二人で一人だから19人かな)なのだということ。
最初にSPRiNGSがメンバーみんなでの絆を持って活動が始まって、そこから縁がつながって、全国に温泉むすめが知られて、徐々に受け入れられている。私はそう思う。
だから、一曲目の結衣奈のソロ曲の次に、メンバーがステージに登場して、結衣奈の幼馴染で同級生の秋保那菜子役の高橋花林さん、箱根彩耶役の長江里加さんがそっと結衣奈役の高田憂希さんにハグをするシーンでもう泣く。なんなら、一曲目が結衣奈の3D映像と、高田さんの二人で一人のパフォーマンスだった時点で泣く。草津温泉は日本有数の温泉地で、そこに敢えて新しいキャラクターが必要なのかどうか。これは高田さん自身も過去に悩むところがあったようなのだけれど、それでもできることを信じて活動してきた。そしてそれが2019年の草津温泉でのイベントにもつながった。
たくさんの出演者が登場するライブもいいのだけれど、この日は単独公演ならではのよさがあった。ユニット内ユニットの曲も聴けたし、ソロ曲があるキャラクターの曲も聴けたし。そして、自分の中にそれぞれの曲が根付いてるんだなあということも感じた。コールも振りも、自然に出るくらいには覚えている。
そして、ライブのタイトルにもなった新曲「湯夢色バトン」が、また新たな縁と絆が広がっていくのだろうなと感じる曲。ピアノロックのアレンジがいいんですよ。
2020年は、SPRiNGSの各キャラクターのソロ曲とか、3Dモデルとか、色々な展開があるとのことだし、イベントは変わらず定期的に開催されているし、楽しみにしています。
※ライブの感想とは別に、温泉むすめの思い出について、もう少し書きたいことがあるのですが、それは別の記事で。