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2020年5月11日 (月)

芸術家と商人

そんなに簡単に二分する話じゃないかもしれないが、ある人の根底にあるのが「芸術家か商人か」という見方をすると、人の見え方はちょっとすっきりするかもしれない。
私は働き始めたのが小売業(商人)で、その後もずっと勤め人なので、商人気質というのは決して悪いものではないと思う。少なくとも、生きる根底には稼ぐという行為がある。そのために折り合いを付けたり、妥協をしたりすることは必要。悪いことをしてでも稼ぐという意味ではなく、理想を求めてごはんが食べられないのはどうしようもないという話。
生きるすべをないがしろにして、自分の正義や理想を語って、それで本人が苦労するのは自由だけれど、「本人が苦労する」というのは、往々にして「まわりに迷惑をかけている」ということになる。
もうひとつ、運よく成功した人が、自分の正義や理想を語るのも、それはその人だけができることであって、まわりの人間にはあまり意味がない。成功して権威になると、嫌われても一生生きていけるだけのお金も手にしているので、怖いものなしで好き放題ものを言うので、たちが悪い。

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