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2020年8月22日 (土)

野球のオープナー戦術は、1980年代の日本でも導入されていた説

野球の「オープナー」というのは、通常リリーフで投げる選手が先発し、1~2イニングを投げて、その後先発型の投手が投げるという戦術。近年、メジャーリーグの一部のチームで導入されている。

リリーフ投手が上位打線相手に全力で投げて抑えるとか、一巡目と二巡目で投手が変わるので、打者が投手に慣れにくいなどの効果があると言われている。

チームとして、先発投手の層が薄くて中継ぎ・リリーフの層が厚いチームだと、この戦術が有効と言われている。

 

このオープナー戦術ですが、1980年代の日本でも導入されていた説がある。[どこで?]

 

「ファミスタ」です。

「ファミスタ」、正式には「プロ野球ファミリースタジアム」。ファミコン用のゲームです。

「ファミスタ」では、4人のピッチャーから先発投手を決め、途中で交代させることができる。4人のうち2人は先発型で、先発型は5〜6イニング投げられるけれど、登板すると次の試合には出場できない。リリーフ型は1〜2イニングの代わり、毎試合投げられる。

通常は先発型のどちらか一人をなるべく長く投げさせて、リリーフ二人で継投する。
その代わり、リリーフ投手二人を1番手、2番手に投げさせて、その後先発型のどちらかが最後まで投げると、相手が投手に慣れる前にタイプの違う投手を対戦させられる。

そういう意味では、コンピュータ戦よりも対人戦で有効な戦術だった。ゲーム雑誌『ファミコン必勝本』でも、この方法が紹介されていた。

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