【感想】『メタルマックスゼノ リボーン』は、やっぱりちゃんと『メタルマックス』だった
|The New Generation of METAL MAX SERIES|新世代メタルマックスシリーズ ポータルサイト: http://metalmaxxeno.com/index.html
Nintendo Switch版『メタルマックスゼノ リボーン』をクリアしました。これから、やりこむこともできるけれど、ひと段落なのと、私はエンディングを見たら(一旦にせよ)そのゲームは終わったという考え方なので、この時点で感想を。
『メタルマックス』は、1991年にファミコンで第一作が発売されたロールプレイングゲームのシリーズ。特徴は、
- 近未来の世界が舞台。
- 戦車を操ってモンスターを倒す。
- ゲームには一応の目的はあるが、自由度が高い。色んな方法でエンディングのスタッフロールを見られる。
- ストーリーも登場人物も勧善懲悪ではないので、それが物語の深みになっている。
などなど。
私はファミコンの『1』(1991)とスーパーファミコンの『2』(1993)をリアルタイム遊んで、それからはご無沙汰していたのですが、ニンテンドーDSの『メタルマックス2:リローデッド』(2011。2のリメイク)と『メタルマックス4 月光のディーヴァ』(2013)を後追いで遊んだ。
そして、『メタルマックスゼノ リボーン』は2018年発売の『メタルマックスゼノ』のリメイク版。
私が遊んだ『メタルマックス4』までの作品とは、結構変化している部分がある。
例えば、フィールドでの動き方としては、敵との戦闘に入る前に、画面上に見えている敵を射撃できる。弱い敵は移動しながら撃退できてテンポがいい。戦車の動き方の操作に慣れると、世界を駆け抜けている気分が味わえる。
また、「街」に該当するものがスタート地点にある基地のみで、これまでのシリーズにあった街の機能が集約されている。これは、人類が滅亡寸前であるという設定で、その基地が生き残った人たちの集まる場所だから。
これは、便利といえば便利。セーブも、どこでもできるようになった。ただ、街にいる人との会話とか、そこから進むイベントやクエストも持ち味ではあったので、そこは少し寂しさもある。その代わり、「人類が滅亡寸前」という世界観はしっかり味わえる。
こうした変化のある『メタルマックスゼノ リボーン』を遊んでみての感想は、「でも、やっぱりこれは、ちゃんと『メタルマックス』である」ということ。
モンスターを倒したり、フィールドを調べたりして、お金や戦車のパーツを集め、時には戦車を見つけ、自分たちの戦闘力を強くして、さらに強いモンスターを倒していく。この点に集中するには、今回のシステムはよいのだと思います。それは『メタルマックス』の数ある魅力の一面だとは思うけれど、でもその一面はちゃんと味わえる。
移動する中で、チェックポイントを通れば、次からはその場所へ移動(ワープみたいな感じ)できるし(これは以前からある「ドッグシステム」に近い)、全滅しても自動的に最初の基地に戻り、復活できる。お金を半分取られることもないし、最後のセーブまで戻されることもない。
もしかすると、今作はアクションRPGに近い感覚で遊べる『メタルマックス』なのかなという気もする。
#メタルマックスゼノリボーン こうした、見覚えのある風景が登場するのが個人的におもしろい。 #NintendoSwitch pic.twitter.com/0eQusBkzm4
— このはも (@konohamoero) October 24, 2020
『メタルマックスゼノ』は、今後シリーズ作品のリリースも予定されているし、これからの作品も楽しみにしています。
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