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2021年1月27日 (水)

HITACHI「FLORA Se210」にCloudReadyをインストールする

 

 HITACHI

※作業中の画面コピーなどは取っていないので、インストールや設定の参考にはならない記事です。ご了承ください。

今年購入した、名古屋・大須のパソコンショップ「パウ」のプレミアムジャンクガチャ(福袋)に入っていた、HITACHI「FLORA Se210(RK5)」
見た目はノートパソコンで、シン・クライアントと呼ばれる端末。パソコン自体にはソフトとかデータはほとんど入れずに、ネットワークでサーバーに接続して使用する。例えば、会社にサーバーがあって、それぞれのノートパソコンからはそのサーバーにあるデータを参照したり、サーバーのソフトウェアを起動して作業をする。万が一ノートパソコンの紛失や盗難の際にもセキュリティ的に安全だし、ソフトの更新とかのメンテナンスもサーバー側ですればよい。ということで企業で使われることが多い。

|FLORA Se210(RK5):日立ビジネス向けPC【FLORA】: http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/OSD/pc/flora/product/spc/florase210_rk5/index.html

そのジャンク品なので、おそらく企業で使用しなくなった中古品ということでしょう。状態は非常によくて、起動もする。13.3インチで約1.19kgなので、持ち歩きもできる。

 Se210(RK5)02

 

ただ、OSが「Windows Embedded」という、特殊なものなので、このままだとほとんどなにもできない。

ということで、別のOSをインストールすることにする。

Chrome OSの一種のCloudReadyをインストールしてみることに。メモリやストレージが少ない端末でもインストールして動作するらしいので。CloudReadyではAndroidのアプリは使えないけれど、WEBブラウザ(Chrome)からサイトにつないだり、WEBサービスを利用することは出来る。

詳しくは「CloudReady インストール」で検索すると解説が色々出てきますが、下のサイトから、OSのファイルをダウンロードして、USBメモリにセッティングする。私はUSBメモリは16GBの新品を準備しました。USBメモリを作るのは別のデスクトップPCで作業を行いました。

|CloudReady for Home: Free Download — Neverware: https://www.neverware.com/freedownload

USBにセッティングが終わったら、USBメモリをフォーマットするようにメッセージが出ますが、これはキャンセル。そうでないとメモリの中が消えて、起動しないので。

USBメモリができたら、FLORA Se210に差して、電源を入れてから、すぐにESC、F2、F12キーあたりを繰り返し押すとBIOSが起動するので、Bootの順番でUSBメモリを1stにする。そうすると、Windows EmbeddedではなくCloudReadyが起動。

あとは、そのままUSBメモリからインストール。Windows Embeddedは削除されるので使えなくなりますが、それは承知の上で作業続行。

Se210(RK5)01

入れ替え完了。WiFiに接続できるので、WEBサイトも開く。さすがにCPUなどの性能もあるので、表示などは多少は時間がかかるけれど、調べものしながらテキストを書くくらいならまずまずかなと。

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