HITACHI「FLORA Se210」にCloudReadyをインストールする
※作業中の画面コピーなどは取っていないので、インストールや設定の参考にはならない記事です。ご了承ください。
今年購入した、名古屋・大須のパソコンショップ「パウ」のプレミアムジャンクガチャ(福袋)に入っていた、HITACHI「FLORA Se210(RK5)」。
見た目はノートパソコンで、シン・クライアントと呼ばれる端末。パソコン自体にはソフトとかデータはほとんど入れずに、ネットワークでサーバーに接続して使用する。例えば、会社にサーバーがあって、それぞれのノートパソコンからはそのサーバーにあるデータを参照したり、サーバーのソフトウェアを起動して作業をする。万が一ノートパソコンの紛失や盗難の際にもセキュリティ的に安全だし、ソフトの更新とかのメンテナンスもサーバー側ですればよい。ということで企業で使われることが多い。
|FLORA Se210(RK5):日立ビジネス向けPC【FLORA】: http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/OSD/pc/flora/product/spc/florase210_rk5/index.html
そのジャンク品なので、おそらく企業で使用しなくなった中古品ということでしょう。状態は非常によくて、起動もする。13.3インチで約1.19kgなので、持ち歩きもできる。
ただ、OSが「Windows Embedded」という、特殊なものなので、このままだとほとんどなにもできない。
ということで、別のOSをインストールすることにする。
Chrome OSの一種のCloudReadyをインストールしてみることに。メモリやストレージが少ない端末でもインストールして動作するらしいので。CloudReadyではAndroidのアプリは使えないけれど、WEBブラウザ(Chrome)からサイトにつないだり、WEBサービスを利用することは出来る。
詳しくは「CloudReady インストール」で検索すると解説が色々出てきますが、下のサイトから、OSのファイルをダウンロードして、USBメモリにセッティングする。私はUSBメモリは16GBの新品を準備しました。USBメモリを作るのは別のデスクトップPCで作業を行いました。
|CloudReady for Home: Free Download — Neverware: https://www.neverware.com/freedownload
USBにセッティングが終わったら、USBメモリをフォーマットするようにメッセージが出ますが、これはキャンセル。そうでないとメモリの中が消えて、起動しないので。
USBメモリができたら、FLORA Se210に差して、電源を入れてから、すぐにESC、F2、F12キーあたりを繰り返し押すとBIOSが起動するので、Bootの順番でUSBメモリを1stにする。そうすると、Windows EmbeddedではなくCloudReadyが起動。
あとは、そのままUSBメモリからインストール。Windows Embeddedは削除されるので使えなくなりますが、それは承知の上で作業続行。
入れ替え完了。WiFiに接続できるので、WEBサイトも開く。さすがにCPUなどの性能もあるので、表示などは多少は時間がかかるけれど、調べものしながらテキストを書くくらいならまずまずかなと。
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