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2021年1月29日 (金)

かつての相棒acer Aspire one(AOA150)をLinux搭載機として復活させる


apsireone02

※作業中の画面コピーなどは取っていないので、インストールや設定の参考にはならない記事です。ご了承ください。

先日HITACHI「FLORA Se210」にOSのCloudReadyをインストールして思ったのは、別の古いノートパソコンにもOSをインストールして使えるのではないかということ。

 

それで押し入れから引っ張り出してきたのが、かつての相棒、acerのAspire one(AOA150)。2009年1月に買って、色々なところに持って行ったノートパソコン。ちなみに、intelのAtomというモバイル端末用のCPUを搭載してして、「ネットブック」という呼び方もされていました。
このCPUのマシンは、後々は動きがよくないと評判が良くないようなのだが、発売当初に購入して使っていた者としては、そんなに悪くはない。ネットを見ながらブログを更新するくらいなら不便なことはなかったし、オープンソースのオフィスソフトをインストールしてオフ会でプレゼンしたりもした。

 apsireone01

▲ステッカーは、今でもいいなと思えるものだけ残して、あとははがしてきれいにしました。

 

そんな10年以上前のパソコンですが、起動してみたらWindows XPが起動した。さて、この端末にどんなOSをインストールするか。

色々検索して、32bit版のxubuntu(ズブントゥ)のインストールを試してみる。xubuntuというのは、OSのLinuxと、いくつかのソフトウェアがセットになったもの。オープンソースなので無料で使用できる。軽量なので古いパソコンでも動くというのと、日本の自治体でも古い(サポート期限が切れたWindowsの)パソコンにインストールしているという話を読んだので。

|Xubuntu: https://xubuntu.org/

そして、OSが起動できるUSBメモリを作るために、下記のソフトウェアもダウンロードする。あとは新品のUSBメモリ(16GB)を準備して、デスクトップPCで起動用のUSBメモリを作る。

|Rufus - 起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます: https://rufus.ie/ja_JP.html

Rufusを起動してxubuntuのisoファイルから起動用のUSBメモリを作る。

USBメモリをAspire oneに差して、起動時にBIOSを立ち上げ、USBメモリからの軌道を1stにする。
最初、最新版で起動用メモリを作ったら、64bit版のためか起動せず。さすがにPCが古すぎるらしい。サイト内を探していたら、18.04は32bit版もあるので、これで起動用のメモリを作る。

|Xubuntu 18.04.5 LTS (Bionic Beaver): http://ubuntutym2.u-toyama.ac.jp/xubuntu/18.04/release/

再度Aspire oneに差して、USBメモリから起動。今度は起動しました。
ここでインストールすると、元々入っているWindowsXPも他のソフトもファイルも消えてしまうのですが、まあ5年くらい前に別のパソコンに全部移しているしと思って、バックアップなども取らずにそのままインストール開始。

AspireOne

インストール後は動作が不安定でしたが、バージョンアップをしたら安定しました。さすがに10年以上前のパソコンなので動作は遅めだけれど、逆に考えれば10年前のパソコンでネットを見たりすることができるのはすごいのではなかろうか。

スマホとかタブレットがあるといえばそうなのですが、それでもキーボード付きの端末を家でどこでも使えるのはいいかなあと思う。
なにより、かつて愛用した端末をこうしてまた使えるというのはよいことです。
これ以上チューニングするとすると、例えばHDDをSSDに変更するとかになってくると思うけれど、それはまた時間的な余裕ができたら。研究するところから時間が必要なので。とりあえずはこのままでしばらく置いておきます。

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