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2021年5月23日 (日)

ゲームの『メタルマックス』が好きな人はきっとアニメの『スーパーカブ』も好きになるはず! #メタルマックス #metalmax #スーパーカブ

 

ツイッターにこんな風に書いたところ、何人かの方に反応をいただいたので、ブログにもまとめます。

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『スーパーカブ』は2021年4月~6月まで放送中のアニメ。小説を原作としている。主人公は女子高校生の小熊。アニメでは(今のところ)説明はないのだけれど、父親を亡くしていて、母親は彼女を置いて出て行ってしまい、奨学金を受けながらひとり暮らしをしている。
彼女は自分にはなにもないと思って生きていた。お昼ご飯も、家で炊いた白米をお弁当箱に詰めて、温めないレトルト食品をかけて食べている。教室に電子レンジがあるけれど、みんなが並んでいるので、なんとなくめんどくさそうに見て、常温のレトルトをかけて食べる。それだけで、彼女のあきらめというか、虚無感みたいなものが伝わってくる。

しかしある日、彼女は通学中に原付で通勤している生徒を見て、自分も原付を買おうと思い立つ。そう思ってからの行動が早い。中古のスーパーカブを買い、原付免許も取得する。そして、彼女の世界が広がっていく。

その、広がっていく感じが絶妙。例えば、カブに乗って、これまでに行ったことがない、ちょっと遠い距離のスーパーに行き、いつものスーパーよりも安いレトルトを見つけて、よろこび勇んで買ったりする。

その後も、小熊はスーパーカブの使い方を(説明書を読んで)覚え、少しずつ改造したりパーツを追加したりする。それとともに、免許も原付から自動二輪を取得したり、カブを通じて友人が出来たり、小熊自身もできることが増えていく

|TVアニメ「スーパーカブ」公式サイト: https://supercub-anime.com/

私はその様子が、「テレビゲームのロールプレイングゲームっぽい」と思ったのです。

そして、「乗り物を改造してレベルアップさせ、自分もレベルアップする」ゲームといえば、私にとっては『メタルマックス』シリーズなのです。

『メタルマックス』シリーズは、1991年のファミコン版から、現在まで30年続くシリーズ。当時、家庭用ゲーム機のRPGは舞台は剣と魔法が大半で、一部SFの世界観という感じだった。そこに、「近未来の世界が舞台」で、「人間が戦車に乗って戦い、人間とともに戦車も改造して強化する」という点が新鮮だった。現実世界と地続きの建物や機械が登場し、そこに荒廃している世紀末的な雰囲気が加わっているのが印象的。

シリーズの途中からは、バイクも乗り物に登場して、それもあって『スーパーカブ』と重なる部分があるのです。

|The New Generation of METAL MAX SERIES|新世代メタルマックスシリーズ ポータルサイト: http://metalmaxxeno.com/

舞台となる世界は相当違うけれど、『メタルマックス』の主人公も『スーパーカブ』の小熊たちも、乗り物とともに成長している。

だから、『メタルマックス』が好きな人に『スーパーカブ』を見てもらえたらうれしいし、『スーパーカブ』が好きな人に『メタルマックス』というゲームを知って欲しいのです。

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