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2021年5月 2日 (日)

【感想】熱い展開が待つ_はんざわかおり『こみっくがーるず 7』

はんざわかおり『こみっくがーるず 7』(MANGA TIME KR COMICS)

10代を中心とした女性たちが一緒に暮らしながらマンガを描くという、トキワ荘のような寮が舞台のマンガ。2018年にはアニメ化もされた。

この作品は作中の年月が進む設定で、登場人物の成長と変化、様々なイベントが描かれている。

7巻での大きなトピックは二つあって、ひとつは翼の漫画「暗黒勇者」がアニメ化すること。
それに伴い、翼はアニメのキャラクターデザインの決定に悩んだり、アニメのスタッフさんとどうコミュニケーションを取るか悩んだりする。これは、この作品自体がアニメ化した時の作者の先生の実体験が生かされているのかな。そして、このエピソードの中で「主人公かおすがアニメオタクである」という設定が効いてくる。かおすの知識が、翼の不安をひとつずつ取り除いていく展開が、かおすと「同じ歳だけれどマンガ家としては先輩」だった翼が「大切な仲間」になっていることを感じる。

後半は、途中から登場し、中学3年生から高校1年生に進級する美姫とくりすの話が中心になる。理想の魔法少女まんがを描くために、こつこつと努力を重ねる美姫。コスプレ写真や動画配信もしていえ、SNSに投稿しているエッセイマンガが話題のくりす。
性格も生活スタイルも対照的な二人が、ルームメイトとしてぶつかったりお互いに気付いたりしながら、切磋琢磨をしていく。
その中で、お互いに見えない部分を少しずつ知っていって、2人に待っている結末が熱い。「トキワ荘のような寮が舞台のマンガ」にふさわしい展開に。

これからも、それぞれの人物にどんなエピソードが待っているか、楽しみにしています。

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