【感想】玉吉さんも還暦かあ：桜玉吉『日々我人間3』 #桜玉吉

｜『日々我人間3』桜玉吉 | コミック - 文藝春秋BOOKS： https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916651

週刊文春大人気連載「日々我人間」、待望の第三巻が発売に！
150回分の連載をたっぷり収録。

伊豆の山奥での独り暮らしも、いよいよ八年目に突入。
ムカデとの闘いに奮闘し、台風に備え、温泉でマナーの悪い客にムッとする。
そんな玉さんもついに還暦を迎え……。

本編「あとがき」では、二年前のクリスマスの日、「死を覚悟した」という衝撃体験を初告白。いったい玉さんの身に何が起きたのか……！
「週刊文春エンタ！」掲載の番外編（スパイの回）も特別収録。

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玉吉さんの、毎週の暮らしを1/2ページで描くマンガシリーズ。今は伊豆の家に住んでいて、そこが仕事場にもなっている。2021年には還暦を迎えている。

一時期、心身が不調だったことがマンガで描かれていたことを思うと、玉吉さんが60歳になって、その様子がマンガで描かれているというのはそれだけでうれしい。
昔からちょっと頑固でけんかっ早いところがあったけれど、そういうじいさんになっている様子が垣間見えて、それが逆に元気になった感じがあってなんかうれしい。

しかし、改めて思うと、玉吉さんと自分って16歳の歳の差なんだなあ。そう思うと、自分が小学生の頃に『ファミコン通信』（『ファミ通』になる前の雑誌の名前）で「しあわせのかたち」を連載していた頃は、20代だったんだなあ玉吉さん。そう思うとすごいよなあ。そして30年以上マンガが読めるのは幸せだと思う。しあわせのかたち。