【感想】アクタリウム 555日のシンデレラプロジェクト アフターパーティー:11年続いた映画のエンドロールのように #アクタリウム
アクタリウム 555日のシンデレラプロジェクト アフターパーティー
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2025年10月19日・新高円寺loft X
前日10月18日が最後のライブとなった、声優ユニットアクタリウム。本日は、その活動を振り返って、メンバーが歴代の衣装に着替えてチェキを撮る、というイベント。
最初の30分の振り返りトークは、ラストライブと、京都遠征の際にあわせて訪れた大阪万博の話くらいまででタイムアップ。でも、大阪に行ったことは、実は前日のライブで流れた映像が初出しだったので、それが聴けただけでもよかった。
積もる思い出は、ファンがそれぞれチェキを撮る間に色々な話をしました。撮影を待つ間に、ファン同士でも色々な話をしました。
この日があってよかったなって、あらためて思いました。ラストライブの翌日に、家でひとりで過ごしたら、私は灰になっていたかもしれない。
私は、それぞれの衣装でのライブを、なんらかの形で見てはいるので、私が記憶しているその衣装の思い出を振り返っていました。それぞれの衣装を着用していた頃のCDと一緒に撮影させてもらったので、特にそんなことを感じました。
文化放送1階で「アクタリウム」としての初めてのライブを見た「白衣装」。ラストを迎えた前ユニットが、同じメンバーでユニット名を変えて活動を継続する。それは奇跡のようだと思いました。この衣装で歌った「ライトプリズム」の、「はじめまして 会いたかったよ」という歌詞が、リスタートにふさわしいと思ったことも覚えている。「はじめまして」なのだけれど、「会いたかった」というのは、アクタリウムのなりたちがあってこそ出る言葉。
「アンビリカル・コード」と「花揺金魚」という、かっこよさ、強さを感じる2曲のシングルのジャケットでも着用した「赤衣装」。それまでの、「ライトプリズム」、「モモイロ・オーヴァドライヴ」というかわいい曲からの「アンビリカル・コード」は鮮烈でした。私はその時、アクタリウムの曲の方向性の幅広さを感じたのでした。
私にとって、はじめて3人とチェキを撮って、はじめてお話した「銀衣装」(2024.10.13「晴れ豆×コネクトステージ」Vol.1@代官山・晴れたら空に豆まいて)。この時、実はかなり緊張していたのです。それまで、「誰かとチェキを撮る」という経験が、40数年の人生の中で2回しかなかった。だから、この時「しんどいな」って思っていたら、アクタリウムのライブに行くのは最後になっていたかもしれない。実は。実はね。
でも、メンバーのみんなも、スタッフさんも、ファンのみんなもウェルカムな雰囲気だったので、そこから最後まで立ち会うことができたのです。そしてその後1年で、それまでの人生の数十倍の枚数のチェキを撮ることができるのであった。
そして「最終衣装」。ラストにふさわしい華やかさ。かつ、デザインをされた紫乃咲玲花さんが(当時)現役のアイドルで、いかに動きやすいかを考え、縁のあるアクタリウムのことを考えて作ってくれたというストーリー。そうしたすべてが込められた初披露の場(2025.5.17「キミ推しフェス vol.117」@GOTANDA G6)で、私はなんだか「親戚の子の晴れ舞台」を見るみたいな気持ちになって、ひっそりと泣きました(ステージにいるメンバーからは見えないように)。
歴代の衣装で、チェキを撮り、話すメンバーとファンを見て(私もその中に加わって)いたら、なんだか映画のエンドロールを見ているような気持ちになった時間でした。それまでの思い出と、今目に見える光景が重なって、そこにアクタリウムに関わったたくさんの人たちの名前が見えるかのようだった。
イベントはおよそ6時間。長い長いエンドロールに思えるかもしれないけれど、アクタリウムだけで2019年2月からの6年8か月。3人が一緒に活動を開始してからは11年と考えると、エンドロールは6時間でも足りなかったもしれない。
この日は、イベントを開始したloft Xから、途中会場を移動してエンディングを迎えた。最初の会場を借りられる時間の都合だったと思うのだけれど、そこまでしてでも、最後までファンのために時間を使ってくれた。そのことがすごくうれしかった。
こうして、アクタリウムの活動は終わりました。でも、メンバーや関わった人の人生が終わるわけではないです。好きな人、気にしている人とは、いつかまた縁があると思う。だから私は、「軽い」と言われるかもしれませんが、「じゃあまた、どこかで」と思うようにします。さよならのかわりに、あなたたちのすべてにありがとう(Thank you for your everythng)です(※)。
あと、アクタリウムが「解散」ではなく「活動終了」という表現を使ってくれたのは、(この話はメンバーのみなさんには聞いていないので、意図したものなのか偶然かは分からないけれど)個人的にはひとつの救いだと思いました。3人がバラバラになるわけじゃないと思えるからね。
(※)「Thank you for your everythng さよならのかわりに」。これは、山口百恵「さよならの向う側」(作詞:阿木燿子)からの引用です。
私が何度か「人生が終わるわけではない」という表現を使っているのは、この歳になって、人生が終わる形でのお別れも経験しているからなのです。自分と同じ世代や、自分よりも若い人とのお別れもあった。だから、同じ太陽、同じ月を見ていれば、どこかで巡り合える。そう思っておいた方がいいと思うのです。
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