6年前に自分が書いた記事を振り返る:「次の変革(サマー・オブ・ラヴ)」とはなんなのか。
アバターによるコミュニケーションをVtuver、スマホのカメラや外にいるロボットを通じて遠隔の風景を見たり向こうにいる人とのコミュニケーションをしたり、と考えると、そこそこいい線いっている。
でも、2019年当時なかったもので今の世の中に圧倒的に影響しているのは、コロナ過、AI、世界での様々な争いですよね。そしてそれは、世界をよくしてはない。AIは功罪半ばだけれど。
6年前の記事もここに載せておきますね。
次の変革(サマー・オブ・ラヴ):2019年5月17日 (金)
https://konohamoero.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-2db3b5.html
きみはサマー・オブ・ラヴを見たか?:令和に寄せて編集長から読者の皆さんへ|WIRED.jp
https://wired.jp/2019/05/01/reiwa-editors-letter/
記事を読んで思ったことを、twitterでざっくり書きすぎたので。そしてこの後twitterでつらつらと書いてもと思うのでブログに書きます。
ざっくり言うと、1970→1990→2010で文化面から世界を変えるムーブメントが起きて(そして商業化・大衆化して取り込まれて)る。次にその機会が来るのはいつか?
・サマー・オブ・ラブ=1967年夏。アメリカ合衆国。音楽やドラッグ。ヒッピー文化。
・セカンド・サマー・オブ・ラブ=1990年前後。イギリス発祥。ハウスミュージックとドラッグ。
「セカンド・サマー・オブ・ラブ」は1990年代以降のテクノミュージックに触れていると、結構必須のキーワード。どちらも、キーワードにあるようなものから多幸感を感じるムーブメント。ある種の世界の変革期。
しかし、盛り上がる中で規制と商業化の影響を受けて、大衆化されたもの(≒つまらないもの)とアンダーグラウンドなものに二分される。特にセカンド・サマー・オブ・ラブは、その様子は当時を記録した本などに残っている。
そして、2010年前後に「サード・サマー・オブ・ラヴ」と呼ばれるものがあった。らしい。
・サード・サマー・オブ・ラヴ=2010年前後。全世界的。ソーシャルネットワークによるリンク。
日本でも、2000年代に入ってインターネットの高速常時接続が普及して、誰もがブログで情報発信できるようになって、SNSが普及してその「誰でも」の数が加速度的に増えていく。そして規制と商業化が待っている。
個人的に顕著だと思うのは商業化・大衆化かな。今、SNSのタイムラインをそのまま眺めていると、広告と、あんまり価値があるとは思えない文言にあふれていて、面白くはないです。というか、読む側は、自分でちゃんとフィルタリングして、自分で自分にとって面白い・価値あるものが見聞きできるように調整しないといけない。それが正しい意味での自分に対するキュレーションってことなのかな。
まあ、受け取る側に受け取る能力や取捨選択する能力(メディアリテラシー)が必要なのは、過去から常にあるものなので、他の誰かに期待せずに自分でどうにかしたらいい。例えば、本屋に行った時に、棚に大量に並んでいる中から「自分に必要な本」と「自分には特段価値はない、文字が印刷された紙の束」を選り分ける能力は、昔から必要とされていた。
というような話は、実は脇道にそれていて、あまり重要ではなくて。
次に「サマー・オブ・ラヴ」が起こるのはいつ頃なのか、という話。2030年頃なのか、もっと早いのか遅いのか。その時どんなものがキーになるのか。今と地続きならVRとかARなのだろうけれど、あれは個人的な印象ではすでにあった技術が今成熟したもの、という印象がある。通信技術の発達もそう。今や懐かしい印象もあるユビキタスコンピューティング。
もっと思いもよらないものが登場すると思うけれど、それは思ってもみないものなのかもしれない。アバターによるコミュニケーションが、リアルでも加速したりするのかしら? 本人ではなくロボットが集合場所に来たり(でもそれは、体力面とか体調面とか、色々な事情で自宅を離れられない人の手段と考えたら、決して悪いことではない)、みんな仮面をかぶっていたりしたら、SFの世界だけれど、それはそれで面白いかもしれない。
いや、ちゃんと夢のある話をするなら、例えば今ネットで色々な場所の写真や映像を見られることがもう少し進んで、ロボットなどを遠隔操作して様々な経験ができたら、それは技術のよい使われ方なのではなかろうか。例えば、自分の両親でもおじいちゃんおばあちゃんでもを想像して、行きたいけれどなかなか足が運べない場所に、リアルに近い疑似体験で訪れる方法を提供できたら、孝行じゃないかと思うわけですよ。
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