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アイドルビーバック! 3巻
アイドルビーバック!: https://comic-fuz.com/manga/3437
『アイドルビーバック! 3巻』は、ワンマンライブに臨むアイドルの「夢と現実」の両面を感じて、ファンとして応援する気持ちになって読みました。
『アイドルビーバック!』は、『こみっくがーるず』のはんざわかおり先生の、現在連載中のマンガ。
アイドルものです。ライブハウスでライブを積み重ねて、メジャーになっていきたい、有名になっていきたいと目指しているアイドルグループが主人公。2巻までの内容は、まず、アイドルグループ「愛すびばれっじ」が、残念ながら解散してしまうところから始まる。
その最後の3人のメンバーが、あるきっかけで、再始動する。グループとしてはセルフプロデュースになり、楽曲については、有名ボカロPの中学生の女子が、自分が曲を作るので活動をして欲しい、という展開になります。彼女は「愛すびばれっじ」の音楽にすごく救われた経験があって、もう一度活動して欲しいという思いを持ってメンバーに声をかける。
この、「ライブアイドルとボカロP」という組み合わせは、すごく今風だなという感じがしますね。中学生がネットで作品を発表することで作品を知られて、そこからリアルにアイドルと出会うというのが、今の時代だから想像できる組み合わせ。
そして、ライブアイドルの結構リアルな実情も描かれてるのかなと思います。実際にアイドルの方が取材協力をされてるので。はんざわ先生もアイドルがすごく好きということは常々お話をしていて、そのアイドル愛も伝わってくる。いろんな人の思いが重なってて、ある種ファンタジーというか、アイドルの理想の展開もありつつ、すごくリアリティも感じる。
私も少し前、ライブハウスに出演するグループを応援していた時期があったので、その経験と照らし合わせても、ライブをすることの大変さとか、ファンの人たちへの思いとか、いろんなことが感じられて面白いです。
今回の第3巻で描かれるのが、「ワンマンライブをやろう」という話なんですね。ここまで出演したライブで集まった資金でどんなことをしたいかをみんなで考えた時に、ワンマンライブをやりたいと。
ただ、「ワンマンライブをやる」ということが、どんだけ大変かというのが、ここがすごくリアルで。今回は、たまたま馴染みの会場に空いた日付があって、そこを借りようって話になる。
でも、ライブ当日まで1ヶ月しかないところでワンマンライブをやるというのは、例えば集客のための告知もだし、グッズは何を作るか、グッズのための写真をどこでどうやって撮るか、そしてそもそも曲が、オリジナル曲がまだほとんどないところでどうするかとか、いろんな課題が出てくる。
でも、それを1個ずつ乗り越えていくという、アイドル3人とプロデューサーの4人でどう乗り越えていくかを考えていく様子が、すごく面白いですね。
その中で、「愛すびばれっじ」が解散する前まで運営をしていたプロデューサーにも会いに行って、当時の楽曲をリアレンジして、もう1回ライブでやりたいという話もしに行く。そのエピソードも、先代プロデューサーの人が元々は音楽やりたくて、故郷から東京に出てきて、でもバンド活動はうまくいかなくて。それでも、もう少し自分になにかできることはないかという時にアイドルのプロデュースをすることになったという経緯があって、運営してる人たちにもいろんな背景があるんだなってことをすごく感じました。
で、これからワンマンライブの準備をしていくんだ、という、結構いいところで第4巻へ続く、という終わり方。これからどんな風に物語が展開していくか楽しみにしています。
アイドルビーバック! 1巻
アイドルビーバック! 2巻
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